2010年04月05日

アメリカの三連星布石の本

先日日本棋院の殿堂資料館で見た江戸時代の囲碁絵本『囲碁大合戦』。
igodaikassen.jpg
黒石と白石がよろいかぶとを身につけて碁の説明。

これからデザインをとったと思われる英語の囲碁の本をネットで見かけたのです。
三連星布石の英訳本

http://openlibrary.org/b/OL2262773M/power_of_the_star-point

OL2262773M-M.jpg

"The power of the star-point; the sanren-sei opening"
by Takagawa, Shūkaku

『星の力:三連星の布石』高川秀格著

黒石の武士がかわいらしいけど三連星じゃないなあ、
と印象的だったのですが、
おそらくこの『囲碁大合戦』から取ったのでしょうね。
江戸時代の本なら三連星が載ってないのは仕方ないですね^▽^
アメリカ人は「この絵、三連星とちゃうやろ!」とツッコミながら買ったんでしょうか?

原著はどれになるんでしょう? 布石事典??

          三連星
        ☆ ☆ ☆
 The power of the star-point
   !!アメリカから逆輸入!!
   宇宙流の武宮正樹が打つ!
『ヒカルの碁』の進藤ヒカルが打つ!


↑こういうベタなポップを立てて売りたくなります。すぐ商売っ気が出ますね・・・セコイ^^ゞ
逆輸入ってww。いつの時代の売り方だか。
この本、98年に出てる。あのヒカルの碁ブームのときなら、売れたよ、きっと・・・

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posted by もっも at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁テキスト/打碁集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月12日

『新早わかり格言小事典』

『新早わかり格言小事典』というのを買いました。
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「左右同型中央に手あり」と「一間トビに悪手なし」くらいしか知らないので、^^;
格言というのはその通りに使えるときとそうでないときがあるらしいけど、困ったときに格言が頼りになるのなら・・・と。
二段組みで図を揚げて説明してくれます。
格言通りの例や、ときには格言通りにならない例も挙げて。


この本、「事典」となっているけど、文体が昔の語り口調でおもしろい。

「アキ三角をつくるな」の説明で、
アキ三角ではない形を図を揚げて説明し、「この形をアキ三角とは呼ばない。呼んでは笑われる。」


もちろんそういうコメントだけでなく、アキ三角がなぜよくないかの例とアキ三角が必ずしも愚形ではない例も丁寧に解説されてます。

akisankaku_warau.JPG

「敵の打ちたいところに打て」
の説明の最後に「そう簡単に分かるなら苦労はない」とか。

「ヘボの考え休むに似たり」の説明に

「これはまた痛烈に言いきってしまったものである。ここまでヘボをヘボ呼ばわりすることもないだろうに。ヘボにはヘボの考えがあってそれこそ熟慮熟考しているのである。そっとしておいてほしい。」 
・・・すねてるの?^▽^ 

続けて「ただしどうもヘボは考えてもすでに遅いところで考えにふけるものであった。」 !!!^▽^!!! それはまさしくわたしです!! わたしなんか遅くもなにも、失われた楽園で途方に暮れているだけ! 



最後の格言
「我強きときに戦うべし」の解説は一文。
「強い石を強いと、弱い石を弱いと、判断できるかどうかが問題なのである。」
そう! どの石も同じ色と重さに見えるのが大問題! 
問題を出されて本が終わっちゃったー!!


1994年初刷で、「現代の布石三連星や中国流云々・・・」という記述などが2010年現在とは違うんでしょうけど、新しい格言とか打ち方は日々生まれていくものだから、そういうのは最新の対局解説とか高段の先輩のアドバイスで自分の棋力成長に伴って追加補充していけばいいような・・・気がします。

当然の理、必ずしもそうとは言えない、逆もまた真なり・・・収録されたのはどれも先人が石を打ち交わして生まれてきたことばなのでしょう。

薄い新書で、表面的な字を追うのは今の自分にもできるけど全部をきっちり楽しめるようになるにはかなり勉強が必要なようです。
posted by もっも at 18:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 囲碁テキスト/打碁集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月12日

すごい表紙の碁の本 All about Life and Death

ネットですごい表紙の碁の本を見つけました。
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All About Life and Death: A Basic Dictionary of Life and Death, Volume 1 (Paperback)
Cho Chikun


がいこつが碁を打ってます目
日本もこのくらいはじけたデザインで出してもいいとおもうんだけどなあ。

All about Life and Death・・・生と死のすべて 生と死の基本事典・・・
すごいタイトルになるなあ。
『基本死活事典(上)』 趙治勲 日本棋院  の英訳のようです。
タグ:碁の本
posted by もっも at 19:10| Comment(4) | TrackBack(0) | 囲碁テキスト/打碁集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月31日

中国の『本因坊秀策全集』

中国の本因坊秀策全集を買いました。衝動買いしました。
ヤフオクで3,800円+宅配便送料。

091030_233321.jpg

日本の『完本本因坊秀策全集』
と同じ471局が収録されてます。
単行本サイズ(15.5cm×21cm)で厚みが4.5cm。1092頁。

日本のは5巻セットで39,900円するのですが、これは十分の一のお値段。
中国の正規版とのことです。

中国のオンラインショッピングで買えば98元+送料だけでさらに半分以下の金額で済んだのに。まあいいや、そのときひらめかなかった自分が悪い。

<ご参考>
卓越網(アマゾンチャイナ)
http://www.amazon.cn/
に商品ページ↓がありましたが、品切れみたいです。
http://www.amazon.cn/mn/detailApp/ref=sr_1_1?_encoding=UTF8&s=books&qid=1256905875&asin=B0011B8E9G&sr=1-1

ほかにも中国で日本の古典碁や現代碁の打ち碁集も刊行されてるし、もちろん中国韓国の棋士のもあるのでたくさん安く買いたい人はこういうのの購入を選択肢のひとつにしてもいいかもしれません。解説よりもとにかく並べられたらいい、なら中国版はオトクです。

(わたしは今十分すぎるほど棋譜を手に入れたので当分買わないです。秀策だけで471局も。ほかにも日本の棋戦だって並べたくなるし。並べるの遅いし、ほかにもいろいろしたいし。碁ばかりしてるわけにも・・・。うう。)




さて、『本因坊秀策全集』。
なかみはこんなかんじ。
一局2〜4譜に分かれています。(50手、75手、100手ごと。手数によって違う。)
現代中国語は横書きです。

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主編著者は李昴さんという中国のプロ三段棋士、1981年生まれの方。
(共著者の李月さんの経歴記述はない。)
そんな若い方が471局の解説を?
こういうのってもっと大棋士の方とか研究の大家がしそうなイメージだったので意外でした。
解説は数行程度で、さらっとしたものです。

『秀麗秀策』と突き合わせたら、参考にしているんだな、と分かる部分もあるし、『秀麗』では触れていないことへの言及もある。

ほかにもたくさん棋書の編纂著述をされてるようだから、やっぱりこの人の解説なのかな。


ま、解説をどうこう言える棋力はないので、ちびちびだらだらと並べますo^ー^o
タグ:秀策
posted by もっも at 01:31| Comment(6) | TrackBack(0) | 囲碁テキスト/打碁集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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