2010年11月30日

夢の囲碁番組をリクエスト☆

ニコニコ動画で囲碁チャンネルが始まりました。

lolw.gif

実際は「始まっちゃいました」のような感じで、まだまだ模索中らしい。

公式生放送の番組企画を立案中でみなさんに御意見うかがっています。
こんな囲碁番組があったら観たい、面白いetcアイデアいただけませんでしょうか。

だそうです。

来たあ!!

既存の囲碁番組を「・・・だったらなー」と見てた人、全然違うジャンルの番組ソフトなどで「これの囲碁バージョンがあったらなー・・・」と見てた人、リクエストのチャンスです!

たまたまこのページを通りがかった「囲碁?」な方も、「これからやろうと・・・」の方も、ビギナーさんもバリバリお強い方も。


ニコニコ囲碁将棋ブログ(トラックバック、コメント)http://ameblo.jp/2515ch
チャンネル掲示板 http://ch.nicovideo.jp/channel/ch2515
twitter(ダイレクトメッセージ)

へどうぞ!

できるできないもっとやれるさあ来い! は制作の方が判断すること。

視聴者の夢に予算枠はありません。







ラベル:ニコニコ動画
posted by もっも at 20:13| Comment(6) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月28日

アジア大会囲碁の結果

アジア大会が終わりました。

アジア大会囲碁美女棋士特集
を組むどうしようもなく俗っぽいsohu.com。・・・いや、こういうの好きですけどね。画質良すぎです。


囲碁競技は金メダルを韓国が独占でした。
秒読みなしのルール上、時間切れ負けが多発した大会でしたが(TOMの記事)、韓国にほとんど切れ負けがなかったことから時計トレーニングの成果があったのだろうと思います。
本大会の最強は各国を翻弄した「時計」でしょう! 時計 時は金なり・・・あ、ベタなことを・・・


日本語のネット情報が少なかったので、中国・台湾・韓国のサイトを主に見ていました。
個人的には台湾のLGSがやはり楽しかった。(^v^) 
自国のミスも取り繕わず、アマチュア出場の国を温かく見守るコメントや各国交流の様子などから、台湾の碁はフレンドリーだなあと感じます。
四位はいやだあ! と泥臭く頑張っているのがすがすがしい。



大会中なにかと話題に上がっていたのは韓国の女子代表:李瑟娥(イ・スラ)初段。
対局でのトラブルもあったし、頭にハリ刺さってるし、ちっちゃかわいい19歳だし、韓国に金メダルを二つもたらした「最強初段」だし。
今回の活躍はチームでの猛特訓と本人の努力の甲斐ですね。
彼女はなかなかおちゃめさんのようなので、今後囲碁アイドルとしてメディア露出が増えそうな気がするなあ。


中国は銀コレクターになってしまい、あちこちで「金メダルには何が足りなかったか」分析が厳しくされていました。
国際棋戦のトップ争いを命題にするなら、中国は何かを変えていくのかな。



日本は男子団体が銅メダル、女子団体が四位、ペアが九、十位でした。



日本棋院のアジア大会特設サイトの大会結果表を順位で整理すると、以下のようになりました。
(各種目予選1〜4位が本戦進出し、1位対2位(決勝戦)、3位対4位(3位決定戦)でメダルを決定。
5位以下は予選での順位。予選はスイス方式。
ペア碁の人名は女子・男子の順。段位は漢数字はプロ、洋数字はアマチュア。
金侖映(韓国)、黒嘉嘉(中華台北)は大会当日は二段に昇段していたので現在の段位で記した。)

☆男子団体:

1位 韓国(金)
2位 中国(銀)
3位 日本(銅)
4位 中華台北
-----------
5位 タイ
6位 ベトナム
7位 マレーシア


☆女子団体:
1位 韓国(金)
2位 中国(銀)
3位 中華台北(銅)
4位 日本
-----------
5位 北朝鮮
6位 マレーシア
7位 タイ


☆ペア碁(混合ダブルス):

1位 韓国(金)李瑟娥 ( 初段 )、朴廷桓 ( 八段 )
2位 中国(銀)宋容慧 ( 五段 )、謝 赫 ( 七段 )
3位 韓国(銅)金侖映 ( 二段 )、崔哲瀚 ( 九段 )
4位 中華台北 黒嘉嘉 ( 二段 )、周俊勲 ( 九段 )
-----------
5位 中国 唐奕 ( 二段 )、劉星 ( 七段 )
6位 中華台北 謝依旻 ( 五段 )、張栩 ( 九段 )
7位 中国香港 簡瑩 ( 二段 )、楊士海 ( 八段 )
8位 北朝鮮 趙新星 ( 7段 )、朴虎吉 ( 7段 )
9位 日本 鈴木歩 ( 五段 )、結城聡 ( 九段 )
10位 日本 向井千瑛 ( 四段 )、高尾 紳路 ( 九段 )
11位 北朝鮮 金柔美 ( 3段 )、李光赫 ( 6段 )
12位 中国香港 黄楽盈 ( 5段 )、陳乃申 ( 6段 )
13位 ベトナム PHAM Thi Kim Long ( 2段 )、DO Khanh Binh ( 4段 )
14位 タイ AROONPHAICHITRA Pattraporn ( 2段 )、TAECHAAMNUAYVIT Nuttakrit ( 4段 )
15位 モンゴル RAVJIR Tungalag ( 3段 )、TSOLMON Sansar ( 4段 )
16位 タイ NAWARUK Waraphan ( 2段 )、JIRASOPHIN Apidet ( 5段 )
17位 マレーシア FONG Sok Nee ( 2段 )、MOHD ZULKIFLI MohdZaid Waqiyuddin ( 4段 )
posted by もっも at 22:08| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

巨大囲碁対局in中国重慶

アジア競技大会囲碁が終了した翌日11/27、中国重慶で同地出身の古力九段と台湾の周俊勲九段の交流対局(リンク先:新華網、画像あり)が催されました。



当初のニュースでは、「19人の美女が白黒の雨傘を碁石に見立てて巨大盤に置いていく」となっていましたが、実際には傘はなし、大礼堂人民広場で22人の美女が直径1.5mの円い板を置いていくという趣向になりました。1600平米の「世界最大級碁盤」ですって。
白石がちょっと見づらいですね。
会場では対局者は一般的な碁盤を挟み、解説会も一般的な大盤パネルで開かれました。
W020101127645144767985.jpg
画像は新華網から
結果は古力さんの黒番中押し勝ち。(189手完)。

第二回重慶・台湾ウイーク「両岸”同脈同心” 文化交流節」というイベントの一つです。
ほかにも台湾の工業製品や美術品などの展示、フードショーなどが催されました。
重慶は国民党政府の臨時首都となった時期(1937〜46)もあり、「現在の台湾」の源流として政治的意義の大きい土地です。
今日の中国台湾の経済的・文化的友好度をアピールしているのだと感じます。
ラベル:巨大囲碁
posted by もっも at 17:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁イベント/大盤解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月25日

アジア大会タイの碁と『東洋的CEO』

囲碁と経営は通じると語る『東洋的CEO』という本の日本語訳が出版されました。

51GRgyzlUxL._SL500_AA300_.jpg東洋的CEO [単行本] コルサック・チャイラスミサック (著), 政光 順二 (監訳), 中村 公世 (翻訳) (J.D.C 刊)


タイのCPグループというセブンイレブンなどを有する企業のCEOがタイの囲碁普及を牽引して、囲碁の考え方や東洋思想を経営にも生かしているらしい。

監訳の政光順二さんのブログ:2000万人の囲碁でそれを知り、買って読んで、この人の考えをもっと知りたいなあと思ったものの、なかなかネットではヒットしない・・・と思っていたら、広州アジア大会の公式サイトの読み物記事にありました(ソースは広州日報)。

タイの囲碁人口は100万超(本文中国語。ページ右上で繁体字に切り替え。英文は無し)
http://www.gz2010.cn/10/0311/18/61GV2L1C007802O3.html

あれー?これってこの間読んだ話の人じゃない?!

ようやく、『東洋的CEO』の著者コルサック・チャイラスミサックさん=蔡緒峰さん=Mr.Korsak Chairasmisak
が同一人物としてつながりました。

アジア大会サイトの記事からサワリを・・・
「目標はタイ100万人囲碁人口の0.1%をアマ有段にすること。何年もかかるが努力する」(※タイの初段=日本のアマ6段くらいらしい)
「現在のレベルはアマレベルだが、アジア大会で真摯に学ぶ態度を忘れなければ好成績を残せると信じている」


事実、アジア大会男子団体戦初日(11/23)第2戦ではタイのBENCHARIT Rit 6段が中国の劉星九段から金星を上げていました!(奕棋の結果表)  す ご い!

タイ囲碁協会は棋士たちを中国・韓国・日本・欧州など各地への修行にも連れていきます。
中国のプロにもタイでの指導を求め、「タイのことは知らなかったけどこんなに熱心でレベルが高いとは・・・」と驚かれていました。


政光さんから「『東洋的CEO』は各国で翻訳出版されてるんですよ」と伺いました。
そのとおりインドネシアの英語版"ORIENTAL CEO"(赤い表紙)、フランス語版" Enseignements d'un dirigeant asiatique : Sagesse et efficacité"(amazon.fr)などみつかりました。
国によって全然カバーデザインが違う。同じ本とは思えない・・・

48.jpg9782708133938.gif


それで調子にのって調べてたら、日本語のブログを発見!

・・・と思ったら、政光さんのブログ記事でした〜。
『東洋的CEO』の翻訳の打ち合わせにタイに行ってきたという記事。
http://ameblo.jp/igokyoto/entry-10203973403.html

地球一周しちゃった! ^▽^
posted by もっも at 22:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 囲碁関連/棋士の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月24日

ペア碁メダリスト会見の裏側を見る

先の記事で、アジア大会ペア碁の会見を見ましたが、
TOM棋聖道場で決勝戦のエピソードを読んでから会見を見直すと選手は淡々とコメントしているようだけど一言一句が深いなあ、と思いました。


TOMフォトギャラリーには表彰式のメダル授与の写真もあります。こういう絵はスポーツ大会らしいですね。


ペア決勝戦は中国の宋容慧・謝赫ペア 対 韓国の李瑟娥・朴廷桓ペア
棋譜(TOM)
(表示崩れ防止のためinodiaryさんの無料スクリプト導入がおすすめです。)

中国ペアが宋の着手ミスでペナルティの二目を負って、半目勝ちを逸してしまいました。(TOMの記事)
宋容慧五段は対局後泣き崩れ、謝赫七段は無言。
華学明(中国棋院の女子コーチ)の慰めで宋はなんとか平静を取り戻し、その後すぐに謝のところに行ってさっきの対局の検討を始めたので関係者はその場をそっと離れた・・・。

ペア碁はお祭り的なイメージがありますが、
真剣勝負になると男女とも非常に精神的にハードで、とくに男性は女性を辛抱強くリードしていかなくてはならない。
活発な宋容慧と穏やかな謝赫は対照的な気質を補いあうよいペアになったとのことです。


メダリスト会見での謝七段の「自分も宋も二人ともよく打てました」というコメント、
宋五段の「謝さんとペアでよかった」とのコメントが改めて重く感じられます。

三つのメダルのなかで銀メダルだけが「敗北」で得るメダルですね・・・。
(この対局、コウを粘れば中国ペアが優勝だった、と見ているTOMの記事を読みました。強いお方は研究を。)



また、優勝の韓国ペアは予選一日目に「判定負け」で注目されたペアでした。
「切れ負け」について書いた記事
http://heiho-go.seesaa.net/article/170161071.html


韓国チーム内でも評価の分かれる戦略だったようで、李朴ペアの優勝が決まったときに「李世ドルはニコリともせず『ドラマチックな勝利だった』と言った」んだそうです(TOMの記事)。
メディアや周囲に注目されて乱れた気持ちを立て直して二日目、三日目の決勝と進んだ精神力は見事です。
「正々堂々と優勝するしかない」と必死の覚悟で望んだのでしょう。
TOMの優勝決定の写真キャプションには「李瑟娥、喜びの涙」と書かれていたけど、「やっと終わった」という安堵感が大きいように見えました。会見でも「喜びだけではない」と心情を語っていました。

一方で、パートナーの朴八段の会見での「代表監督らへの感謝」を述べる韓国語のコメントに失笑が漏れたのは、例の切れ負けの一局が韓国内でも「いただけない」行為と受け止められているようで「ここで監督に謝辞を述べるなよ〜」という空気に感じられました。


(この朴八段、男子団体二日目の24日、中国の周睿羊 (しゅう・えいよう)にマネ碁(仿棋[fangqi])の布石をして最終的に白中押しで勝ちました。(TOMの記事)
周睿羊(黒) 朴廷桓 (白中押し勝ち) (TOM棋譜)

※黒29のあと、マネは終わり。

(団体戦としては、韓国4勝―中国1勝で韓国の勝ち。)

ペア碁で事件もあったこういう流れで、韓国の次世代ホープと言われる実力のある朴さんがなぜこういう行為をするのか不可解でした。
マネしちゃいけないというルールはないし、最近の日本の碁でもはじめの10手くらい同じ展開になるのを見たこともあります。
マネを誘発するような中国黒の布石が良くないのかどうかわたしにはさっぱりわかりませんが、韓国はどういう碁を育てたいんだか見せたいんだかもっとわかりません。・・・ヒールがいたっていいとは思いますけどね・・・。)

しみじみとまとめたかったのに、上手くいかなかった・・・。(ーー;



ペア碁は碁じゃないとか、いろんな意見があるけれど、プロアマが顔を合わせる大会でこういう種目は興味深い。
ペア碁はパートナーと息を合わせる特別なトレーニングが必要だからプロもハンデを負います。
アマチュアもうんとトレーニングを積めばもしかしたら・・・?!の野望も抱ける。
競技として未熟な部分もあるようだけど、見守っていきたいと思います。
ラベル:アジア大会
posted by もっも at 22:43| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広州棋院の巨大象棋

日本棋院のサイトに広州棋院の紹介動画が公開されていました。
http://www.nihonkiin.or.jp/match/2010/11/161121.html

広州棋院の中には囲碁や象棋(シャンチー)に関わる文物が展示されています。



大きい象棋(シャンチー)盤。
巨大象棋は中国の文化なんだそうです。1.8m×2.3m。採石研磨で製作に五年かかってるんですって(TOMの解説記事)。
アジア大会の碁石がこんなに大きくなくてよかった・・・大きくても良かったけど(?!)。
象棋.JPG


日本でも山形県天童市の人間将棋が有名ですね。

広州でも象棋でおんなじことが行われていました。こどもたちがコマの格好をしててカワイイ。
http://bit.ly/e43jtQ
人肉象棋・・・中国語と日本語は少し似てるけど全然ちがうなあ、と思う表現です。^〜^



崖っぷち、盤上命がけの象棋。
xin_3730405021126890187853.jpg
(瀋陽の棋盤山)
http://chinaneast.xinhuanet.com/2008-04/02/content_12859478.htm


ラベル:巨大象棋
posted by もっも at 19:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 囲碁関連ソフト/サイト/道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

市ヶ谷の囲碁スポット「九頭龍の宇宙」

IGO FESTIVAL2010(六本木ヒルズアリーナ、10/11)で展示されていた「九頭龍の宇宙(くずりゅうのそら)」が東京市ヶ谷の日本棋院の一階エントランスに展示されることになりました。
11/22(月)から2011年5月下旬までの半年間、期間限定の展示です。


囲碁フェスでの展示を紹介した記事
http://heiho-go.seesaa.net/article/165622675.html


TS3O0107-1.jpg
本因坊秀策対十二世井上因碩(幻庵)の対局いわゆる「耳赤の一局」をモチーフにしています。黒127手目「耳赤の一手」の局面です。
『ヒカルの碁』で進藤ヒカルが「全部あいつに打たせてやればよかった!」と佐為(秀策にも取りついていたという設定)の強さを知って号泣したのはこの棋譜。

わたし、棋院で大きい全体写真を撮るのを忘れました。
・・・と書いたら、高橋さんの事務所から大きい画像が送られてきました。ありがとうございますm(__)m

絵の下には宇宙流の武宮正樹九段による讃が掲げられています。(画像をクリックすると大きい字で読めます。)

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棋院内に設置後、早速立ち止まって眺めている人がいます。(あ、ハシゴがまだ・・・><)
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日本棋院の表玄関のガラス越しにも見えます。
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本因坊秀哉も見ています。
(絵の斜め向かいに秀哉の胸像が位置しています。秀哉は絵を見てるわけじゃないんですけどね^^)
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殺風景だった(すみません・・・><)日本棋院に華やかなスポットができました。
棋院に大会出場や見学で来た人たちがここで記念撮影をしたり、初対面の人同士が会話を始めるきっかけになったりしたら素敵だなあ。


このアートワークを手がけられたアーチストの高橋りくさんと囲碁インストラクターの成島奈津子さんにもお会いしました。
高橋さんと成島さんがやり取りするなかで作品が形になっていきました。
成島さんは「(碁を全く知らない)りくさんにこの一局の説明をいきなり求められて困った〜」とおっしゃってました。

でも、碁を知らない人間って、そうなんですよね。
「囲碁って興味ある。でもなにが綺麗なのか、何がドラマチックなのか分からない! ルールも知らないけどそこのところに触れたい!」

囲碁はプレーヤーが打って楽しむだけでもなく、音楽やスポーツのように見て楽しむものでもあると思います。
もちろん、この絵を見たからといってこの対局が一目でまるわかりというものでもないし、この絵がこの対局の全てを説明しているわけでもありません。
でも、盤上の白と黒の石はどれも同じ顔をしているわけではないこと、時間ごとの力の流れの変化だとか、自分なりに「なんか・・・・な感じ」と心で受け取るものがあるかもしれません。
「盤上に絵を描くように」と言われて「うーん?」だった人が盤上になにかを見つけるかもしれません。



粒子の粗さと鋭さでも色彩を表現しているそうです。
触って感じてみてください。
※このスナエには香りは付けてないんですって。皆さんならどんな香りをイメージされますか?
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関連グッズも製作中だそうですよ。
posted by もっも at 01:14| Comment(4) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月23日

アジア大会ペア碁メダリスト会見

アジア競技大会囲碁のペア碁メダリストの会見の動画が日本棋院のサイトに公開されていました。
http://www.nihonkiin.or.jp/match/2010/11/1011221.html
ノーカット版の会見映像ってテレビではなかなか見られないので貴重ですね☆
日本棋院グッジョブ! 


会見は中国語・韓国語・英語の通訳がついて行われました。紹介は女子男子の順で、会見に応じるのは男子女子の順。
(中・英から素人もっもの大まかな訳です。よろしくご指導ください。)

銅メダル 金侖映二段 ・ 崔哲瀚九段(韓国)

崔哲瀚(チェ・チュルハン)九段「韓国が囲碁で銅メダルなどを取れて嬉しく思います。アジア大会での囲碁競技は初めてのことで、中国の開催へのご尽力に感謝申し上げます。対局をよい内容で終えられたので(finished the game very successfully)ほっとしています。韓国がさらに囲碁で活躍できるようにと思います。」

金侖映(キム・ユンヨン)二段「アジア大会で囲碁競技が開催されたことと自分たちの成績を嬉しく思います。本大会での囲碁競技の継続と韓国の活躍が続くことを望みます」(※キム・ユンヨンは大会エントリー後、10月に韓国の女流棋聖獲得で初段から二段に昇段)



銀メダル 宋容慧五段 ・ 謝赫七段(中国)

謝赫(しゃ・かく)七段「韓国チームの金メダル獲得にお祝い申し上げます。今日は自分も宋さんもよく打てていたと思います。金メダルを取れなかったのは残念ですが、さらなる精進を目指したいと思います。中国に銀メダルをもたらすことができたのは嬉しいです。」

宋容慧(そう・ようけい)五段「謝さんとのペアでアジア大会に参加できて嬉しく思います。それから、韓国チームの金メダルをお祝い申し上げます。団体でも頑張ります。」


金メダル李瑟娥初段 ・ 朴廷桓八段(韓国)

朴廷桓(パク・ジョンフアン)八段「韓国が金メダルと銅メダルをとれたことを誇りに思います。代表チームの監督や皆様の多大なご支援に感謝申し上げます。」

李瑟娥(イ・スラ)初段「まず、韓国が金・銅メダルをとれたことを嬉しく思います。実のところ、よく打てなかった(not performing well)対局もあるので複雑な思いがあります。勝ったことが嬉しいだけではありません。
本大会での囲碁競技の開催にご尽力くださった関係各位―囲碁協会、韓国棋院など―に感謝申し上げます。また父母らにもお礼申し上げます。」 


ラベル:アジア大会
posted by もっも at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月21日

アジア大会一日目「勝負のために意味ある手」

アジア大会囲碁では予選は「持ち時間45分、秒読みなし」の時間切れ負けもありました。

また、これに関連して
中国対韓国では審判による「判定負け」干渉がありました。
アマチュアの大会で以前あったがプロ同士の対局では珍しいとのことです。
劉星七段唐奕二段(中国)対朴廷桓八段李瑟娥初段(韓国)の一局。
黒番の中国残り一分、白番の韓国残り四分の局面で、韓国チームは不利な体勢から荒らし・まぎれ(撹局[jiaoju])で対局相手の中国の時間切れを迫ろうとしました。
審判長が対局停止を指示し、韓国の審判からも書面にある大会規則について韓国選手側に説明があって、最終的には韓国チームが投了による負けを受け入れました。


毎日新聞.jpに日本語の記事が出てました。 ここでは「無意味な着手の連続で韓国が反則負け」と書かれています。

TOMの記事では、勝つために無意味な着手をすることの是非について意見が幾つも出ています。
負けた側の韓国ではさらに喧々囂々のようす。
「韓国はルール違反ではない。(相手の時間切れを狙うという)勝つための手段を選んだ」
「勝つために時間切れを迫るのが碁なのか。こんなことが続けば滅茶苦茶になる。」
「韓国の男子選手は金メダルをとれば兵役免除となるので、若手の朴廷桓八段などが勝負に必死になるのも分かる」
「そもそも秒読みなし・持ち時間切れ負けという予選のルール設定がよくない」


外野の議論では「書面上の規則を適用」が欠落している気がしました。(大会での規則がどう書かれているのか分からないのですが。どこかで読めるんでしょうか。)
兵役免除は国家が個人のモチベーションを上げるために入れた仕組みなのでそれを云々するのはまた別の話だとわたしは思います。

審判長が中国だというのが複雑にしています。
スポーツらしく、公正さを求めてサッカーのように審判は対戦国ではない第三国から選ぶ、となれば選手も観客も私情が少なく判定を受け入れやすくなるでしょうが、囲碁は高度の判断をできる棋力を有する人がわずかな国に偏っています。各国のルール理解も少しずつ違うし。

国際的なスポーツというのは共通理解されるルールで整理されているものですが、囲碁は今回が第一回のスポーツ大会への参加で、トラブルが起きるのも仕方ないかな、と思います。
シンクロナイズドスイミング、フィギュアスケートなど採点ルールはいつでも議論されていますし、ウエアや靴など道具の進化、ビデオ機器などによる審判の是非なども各競技で考え方の分かれるところです。
今回の件だけで「だから囲碁はスポーツ大会に参加できない」となるのではなく、国際的大会を開いていくつもりなら、「勝敗主義」であれ「交流目的」であれ、議論が必要でしょう。

へんな言い方かもしれないけど、なんの引っ掛かりもなく全てが決まるなんてスポーツでも文化でもない、と思います。意思と感情のある人間の活動なんだからモメるのは当然です。



同対局の棋譜(TOM)

李瑟娥(イ・スラ)初段はこの件でメディアに注目されました。
最初はショックが大きく取材を受けることに躊躇したものの、その後笑顔で応じたそうです。
「なんであれ注目されるのはいいことです。この大会を囲碁ブームに繋げたいと韓国選手一同特訓を積んできました。好成績は必須です」と。
大物ですね。
朝鮮日報の写真が複雑な表情の笑顔で彼女の心情を伝えるようです。
ちなみに彼女はこの日11/20が19歳のお誕生日でした。苦い一日だったけど一皮剥ける一年が始まりそうです。

どの棋士も勝ったり負けたりのなかでわだかまりを抱えることもあるだろうけど、それをどう処理して次に繋げるか、です。
posted by もっも at 16:32| Comment(7) | TrackBack(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アジア大会一日目「日本のマスクペア」

アジア競技大会の囲碁、今日11/21はペア碁(混合ダブルス)の二日目です。

昨日の全勝チームに土がついたり、(見てるだけの分には)スリリングです。

結果と内容はTOM棋聖道場に詳しいです。
(TOMの棋譜表示が崩れる場合はこちらino diaryさんの無料スクリプト導入がおすすめです。)



台湾のLGS
は、各国の女流棋士を美しく撮ることに力を注いでいます。(そればっかりじゃないけどね。)
TOMのフォトギャラリーも。
各カメラマンの気合の入れぶりを見よ^▽^♪♪

台湾チームのリラックスした控え室風景と大会での結果を見ると、台湾はメダルを取るだろうなあと思えてきます。 
これを書いてる21日昼の段階で全勝は台湾の黒嘉嘉・周俊勲ペアのみになりました。
世界トップペアを破った! ここからどういう展開に?!


◆ペア碁の一日目の結果。
中国・韓国・中華台北の各ペアが3連勝で終えました。
続く2勝1敗に、北朝鮮、日本、中華香港のペアも加わります。

記事下部の「続きを読む」に結果一覧。

◆中韓台朝のペア碁
本大会に力をいれている中国・韓国・中華台北(台湾)はペア碁対策十分の体勢です。

中国は、2010年春のペア碁ワールドカップin杭州で1位、3位のペアをそのまま投入。
(1位:唐奕 二段・劉星七段、3位:宋容慧五段・謝赫七段ペア。)

韓国は金メダル2個以上を目標に、猛特訓で若手を鍛えてました。とくにペア碁にエントリーの女流の金侖映(キム・ユンヨン)二段が韓国の女流棋聖獲得、李瑟娥(イ・スラ)初段が国内男子九段に三連勝など、実力をつけてきました。

台湾も黒嘉嘉(ヘイ・ジアジア)二段は、トップの男性棋士周俊勲(しゅう・しゅんくん)九段と組んでのトレーニングで実力アップ、国際棋戦の穹窿山兵聖杯で準優勝、国内棋戦でも連勝を重ね上位に上がってきた台湾のホープです。
(兵聖杯は2010年秋が第一回の新しい大会だけど、アジア大会直近でルールもアジア大会に準拠なのが大きい。)

そして「神秘軍団」北朝鮮が強い!
初日の1敗も2010年春の世界ペア碁優勝の中国ペア劉星・唐奕に負けただけ。
アマチュアとはいえプロ三、四段の力は十分にある、とは韓国の評です。
普段国内のみの対局が中心なんでしょうが、すごく訓練してるんでしょうね。


◆日本のマスクペア
「マスクで登場」の高尾・向井ペアは、各国メディアにびっくりされてました。
日本の時事通信の記事。 写真もあります。
わたしもびっくりしました。@o@
私語禁止の徹底のためにマスクって。
マスクしてたって会話はできるから、口の動きが見えない分怪しいんじゃ?? マスクしてなきゃボヤキが止まらないのか? 
ビジュアル的にインパクトありすぎです^〜^

個人的には、目を引くビジュアルなら「日本選手は袴で登場」とかエレガントなほうがよかったなあ〜と思うけど、そんな「ちはやふる」な大会ではないらしい。

(「ちはやふる」は競技かるたマンガで、主人公の高校は他校がジャージで出てくる大会でも凛々しい袴姿です。「競技であっても美しさは大事。かるたは日本の心です。」っていうのが漫画のなかの「かなちゃん」の言い分。)

続きを読む(アジア大会ペア碁一日目結果一覧)
posted by もっも at 15:07| Comment(6) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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